12.10.2010

バヒア宮殿

アグノウ門からバヒア宮殿へ向かう。
地図を見ても遠くないはずなのにわからない・・・
本当に方向音痴になってしまったみたい。
近くにいる人に聞いても辿りつかない。
と、一人のゴミ処理おじさんが声をかけてきた。


「バヒア宮殿?こっちこっち」
え?大丈夫かな?
でもこんなユニフォーム着てるんだし、悪い人じゃないよね・・・
てくてく・・・てくてく・・・ひたすら歩く。


お~、絨毯だぁ。ほしい・・・
なんて思ってると・・・


「ここだよ、バヒア。じゃあね」


え~、超いい人じゃん!!仕事中なのに・・・arigato・・・
チップを請求されることもなかった(´Д` )
入口で10dh払う。


19世紀後半、王様が4人の妻と24人の側女のために造ったそう。
そして、現モロッコ国王も宿泊することがあるみたい。
「バヒア宮殿」のバヒアとは、一番お気に入りの奥さんの名前。

バヒアはアラビア語で「光り輝く」という意味。
1894年から1901年にかけてフェズの職人1000人の手によって建設されたんだって。


 モロッコでは、2004年前まで一夫多妻制は法的に認められていたけど、今は本妻の了承を得れば、第4夫人まで持てるらしい。
うーん・・・一夫多妻か・・・
この中庭をかこむように4人の奥さんの部屋がある。
1人の男性に対して奥さん4人が最大だけど4人とも平等に愛さなきゃだめだから超お金持ちじゃなきゃ無理なんだって。
ふーん。お金があると4人平等に愛せるのかが謎・・・


この周りは側女の部屋・・・
このステンドグラスのお部屋が一番きれいだったなー。
結局、宮殿に名前付けちゃうくらいだしお金持ってても4人平等に愛することなんて無理じゃんね?
暑いし迷子になるしお腹はすくしで、イマイチちゃんと見れてなかったけど。


日本が一夫多妻制を取り入れていたら、私は嫁には行かないだろう・・・
そう思った、バヒア宮殿。
そして、このあとのモロッコ旅ではPIZZORNOのユニフォームを着てる人はみんないい人と思い続けた。

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